ikepyonのだめ人間日記

セキュリティに関することを書いていく予定。

お仕事

コンサルタントのお仕事

最近コンサルタントのお仕事って何だろうと良く考える。
なんとなくだけど日本の企業にコンサルティングと言うものはあってない気がしないでもない。というのも、どうも専門家神話というのがあって、コンサルタントの言うこと=正しいことだという認識が出てしまうような気がしている。特に大企業病を持っているところとか。コンサルタントが提供できるのはあくまで一般論であったり、当事者の判断材料となるものや、そこに至る思考方法、過程なのかなと思う。
ところがよくコンサルタント(専門家)が言ったのだから間違いないと思い込んで、そのとおり実行してしまう人がいる。そして失敗してしまい、「コンサルタントなんて高い金ふんだくるだけで使えねぇ」とか言うことがあるのかなと思ってしまう。それはコンサルタントの使い方を間違っていると思うし、与えられた情報をみて判断し、それを実行するのはあくまで当事者たる本人なのだけどそういう風に気づいてない気がするのですよ。主体は当事者であって、コンサルタントはあくまでオブザーバーなのだけれども、それを逆にコンサルタントが主体で当事者はオブザーバーとしてしか動いてない人もいるようだ。
そういう感じなので、古い体質の日本企業というか日本人にはコンサルティングはあわないのかなと思う今日この頃。とはいえ、こんな風に考えるのは自分が未熟だからなんだろうなぁ。