ikepyonのだめ人間日記

セキュリティに関することを書いていく予定。

使用言語での脆弱性数の傾向

ふと思い立ったので、NISTのNVD(http://nvd.nist.gov/download.cfm)を使って調べてみた。まあ、昔やった気もしないでもないがw

使用言語 脆弱性 検索条件
PHP 7735 php
Java 1001 Javaまたはjsp
asp.Net 1157 asp

たぶん、あんまし意味のない数字だろう(検索条件が間違ってる可能性とか、世の中で公開されているアプリケーションの数とか違うし)けど、PHPが際立って多いというのは、感覚どおりってとこか?
この結果から即「PHPを避ける」というわけではないけど。たぶんこれは、PHPを使用したアプリが非常に多いという結果を反映してるんだろう。
各言語ごとの1個のアプリケーションにつき平均何個脆弱性が発見されているか?というのを見たほうが面白いと思うんだけどなぁ。

ちなみに、脆弱性の種類で見た場合はこんな感じ

脆弱性 脆弱性 検索条件
XSS 3843 XSS
SQL Injection 2827 SQL Injection
Directory Traversal 1368 Directory Traversal
CSR 121 CSRF

まあ、検索条件が、両方ともアレなのでたぶん、今一精度はよくないはずなので、あくまで、ネタw