ikepyonのだめ人間日記

セキュリティに関することを書いていく予定。

全くの初心者には何がいい?

http://d.hatena.ne.jp/ikepyon/20070903#p2
に書いていたことについて意見もらったもので、自分地に改めて書いてみる。
http://blog.goo.ne.jp/t_iwano/e/ae81d77e587d0eadde9a9ae6e5f51abe
ここで書いていた初めての人というのは今までプログラムを書いたことが無い人という定義だったりする。
そういう人にいきなり、Hello worldから始めても興味がわかないだろうし、文法を叩き込まれても使い方ワカンネェよと言うことになって、結局わけも分からず欲しい機能のサンプルをどこからか見つけてきてコピペという方向に走るんじゃないかな?と思うんですよ。
で、多くのサンプルは当然のことながらセキュリティに対する考慮がなされていなかったり、特定の条件で使うことを前提にしているので、異常系のチェックが甘かったりする。その結果、問題のあるコードが量産されるんじゃないかなぁ?
初心者というのは多くの場合、ある言語を使ってプログラムを組みたいのではなく、どんな言語でもいいから、プログラムを組んで望む機能を実装したいと言う気持ちが強いんじゃないかなぁ?
だから、文法がどうたらと言うより、アルゴリズムとかプログラムの考え方を理解してもらった上で、表現としての文法を教えると言う流れの方が自然な気がするんですよ。そうしないとプログラムの組み方自体が分からないし。
最近デザイナーが簡単なWebアプリを作り出しているようだけど、そういった人はプログラムの組み方が分からないことが多くて、何故そのようにサンプルが作られているかを理解せずに、コピペで済ましているなんてことがあるんじゃないかなぁと思うんですが、実際のところどうなんだろうねぇ?