ikepyonのだめ人間日記

セキュリティに関することを書いていく予定。

リスクコミュニケーション

http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/risk-com/r_index2.htm
前にも書いたがリスクコミュニケーションという言葉がある。よく環境学で使われる言葉だと思う。
どう言った物かというと、起りうるリスクとその対策について、被害をうける人達(?)に対してきちんと説明し、理解してもらうことである。例えば、ゴミ処理場や原発を建てることになった場合、地域住民にリスクコミュニケーションを行ない、リスクを理解してもらった上で建設をおこなう。リスクコミュニケーションでは技術者(専問家)が素人に対して説明し、納得してもらわなければならないので、素人に分かるように誠意をもって接する必要があると思う。そうすることで信頼が得られるのかなぁと思う。
価格.comの中の人の話で考えると、偉い人と実務している人のリスクコミュニケーションがうまくできていなかったのだろう。一般的に偉い人は技術をよく知らず、技術者からの忠告、進言が理解できないために、却下されるのだろう。まあ、当然、コストとベネフィットとの関係から却下されることもありうる。
だから、これからの技術者にはプレゼンテーションとかコミュニケーション能力がきっちり出来るようにならないといけないのかなと思う。
このところのセキュリティ事件・事故を見ていると、特に今のIT技術者にリスクコミュニケーション能力という技術が必要なのかなと思う今日この項。

国連機関の危機管理教材

http://www.yasuienv.net/UNSecurityTest.htm
このようなもんがあるのね。面白そうだ。一度見てみたいなぁ。